目利きのビームススタッフが偏愛するバックレスの魅力を語り尽くす
国内有数のセレクトショップ「ビームス」。
そこで働く若生多絵子さんは、30〜50代の、いわゆる “大人女子”に向けた、さまざまなスタイリングをリコメンドしています。
そんな若生さんの琴線に触れ、日々愛用しているアイテムのひとつがバックレス。
今回は彼女の ライフスタイルと合わせて、バックレスの魅力を語ってもらいました。
「365日、私の生活に欠かせないものです」
湘南エリアにある「ビームス 辻堂」のスタッフとして店頭に立つほか、実店舗やオンラインでスタッフ
自らが選んだスタイルリングを推す『オムニスタイルコンサルタント』というポジションも任されている若生さん。
同世代の女性たちに「今、何が刺さるのか?」を考え、ご自身がモデルとなってスタイリングの写真や動画を作成し、
ビームスの公式オンラインショップにて提案しています。
本当に良いモノを知り尽くしている「ビームス」のスタッフの中でも、指折りの目利きというわけです。
これとは別にもう一つ、ビームススタッフが太鼓判を押す“偏愛モノ”を取り扱う「B印マーケット」という
オンライン上の“個人商店”でも、洋服から小物まで、さまざまなアイテムを紹介しています。
「B印マーケットでセレクトしているアイテムは、私が個人的に好きなものや、私自身のライフスタイル と結びついているものばかり。
自分とゆかりのあるモノには、ついつい目が行きますね。地元湘南で生まれた洋服なんかもたくさんあって、
『着てみたいな、身につけてみたいな』と思ったものを中心に仕入れています」。
実はバックレスのピアスも、その中のひとつ。若生さんの“偏愛モノ”としてセレクトされています。
「365日、身につけているものなので、文字どおり、私の生活には欠かせないものになっています。
お風呂に入るときでも、寝ているときでも、基本的には1日中つけっぱなしでいられる。
ピアスはアクセサリーの定番ですが、意外と扱いに苦労するものですよね。
気づいたら落として失くしたり、冬場はストールに引っ掛けたり......。
だからこそ、“キャッチレス”というところに驚いたし、すごく魅力を感じました。
仕事に子育てに、日々バタバタなので、アクセサリーを気にする手間が省けるのは、すごく大きなことだと思います」。
お仕事の他に、小学生の2人のお子さんの母としての顔も持つ若生さん。
毎日早朝に起きて子供たちを送り出し、習い事の送り迎えやら、ご飯の準備やら......。
同世代の多くの女性たちと同じよう に、とにかく自分の時間がなかなかつくれないと言います。
「習い事に預けている間とか、ちょっと寝ている間に1人で走ったりする時間が、私にとってすごく大切なんです」。
◾️ 「走って揺れても落ちないから、つけっぱなしです」
若生さんのスタイリングのテーマは「ヘルシーで大人っぽい肌見せスタイル」。
前述のとおり、自らモデルとなってリコメンドするわけですから、「見られている」という意識は常になければなりません。
「体を動かすことは大事にしていますね。都内に住んでいた頃はジムに通っていましたし、
湘南の方に引っ越してきてからは、海沿いをランニングしたり、フィットネスを習慣にしています。
でも、ストレス発散のつもりでやっているのに、仕事のことばかり考えてしまっているかもしれません。
そういう1人の時間じゃないと、仕事のいろいろなアイデアが浮かんでこないので」。
走ることといえば、最近は近所の山へトレイルランに出かけることも増えているとか。
「最初は子供と一緒にできるアクティビティとして、伴走メインで始めたのがきっかけです。
最近は子供の手も空いてきたので、自分にとっての新しい趣味として楽しめるようになってきました。
ママ友にトレランが得意な方がいらっしゃるので、その方にアテンドしてもらって、休日に逗子や鎌倉の山を走るのが、すごくいい気分転換になっています。
もちろん、バックレスはつけっぱなしです。走っ て揺れても落ちないし、外れにくい。というか、外れないですね(笑)」。
家族で楽しめるアクティビティとして、キャンプも趣味のひとつ。そのときも、耳元は、もちろんバックレスです。
「服屋なので、スポーツやアウトドアをする時でも、やっぱりおしゃれ感は出したいんです。
バックレスのピアスは、大きくもなく、小さくもなく、サイズ感が絶妙なので、どんなスタイルにも合わせられま す。
機能的な面でいえば、水に強い点もバックレスのいいところですよね。子供たちと水場で遊んでいる時や、海に入る時も、つけっぱなしでいいので安心です」。
バックレスのピアスは、サージカルステンレス製。サビや変色に強く、金属アレルギーも起こりにく い、という特徴を持つ素材です。
「ピアスのほかに、シルバーのネックレスをよくつけるんですが、汗をかく夏の時期は首元に若干、
アレルギー反応が起こることがあるんです。でも、バックレスのピアスに関してはそれがありません。
アクセサリーに限らず、年を重ねてくると少しずつ肌が弱くなってくるので、洋服でも麻や木綿のよう な、
肌に優しい天然素材ものを選ぶようにしています。肌触りの良さや着心地の良さ、ラクさ、
あるいは経年変化を楽しめるようなものなど、年齢やライフスタイルの変化に合わせて、少しずつスタイリングが変わっていくのも楽しいですよね」。
◾️ 「素材の質感がいいから大人女子にもマッチする」
そんな若生さんが今、バックレスのピアスをスタイリングに加えるなら?
「バックレスのピアスは『シンプルで邪魔しない』『さりげないけど存在がきちんとある』のが一番の魅力です。
例えば、ネックレスなど、他のアクセサリーを少し大ぶりにしても、耳元は抑えめにすること で、無骨さと華奢さのメリハリをつけやすいですよね。
色はシルバーでもゴールドでも、着ている服に合わせて変えるのも楽しいと思います。
私は肌の色に近い服を着ることが多いんですが、そんな時はゴールドを合わせたいですね。
サイズ感は抑えめだけど、やっぱり派手なものも好きなので。
でも、ただ派手というのではなく、バックレスのように素材の質感がいいものを選ぶことで、大人の女性らしい、シンプルなスタイルにマッチすると思います」。
現在、ビームスの数あるレーベルの中でも、
サーフィンを中心としたアクティビティのあるライフスタイルを提案する
「ピルグリム サーフ+サプライ」による別注モデルも展開されています。
小ぶりで品のあるゴールドのボールピアスで、若生さんの言うバックレスの魅力を、そのまま形にしたようなアイテムです。
そちらもぜひ、チェックしてみてください。
Amity Ball Gold 4.0mm 【Pilgrim Surf+Supply 別注・WEB限定アイテム】
https://baqless.jp/view/item/000000000294
◾️プロフィール
若生多絵子
TAEKO WAKO
ビームス5店舗のオープンスタッフとして活躍し、「レイ ビームス」のバイヤーを経て、
現在は「ビームス 辻堂」のショップスタッフとして勤務。
傍ら、オムニスタイルコンサルタントとして、ラフな大人の ハンサムスタイルを発信している。
プライベートでは2児の母でもあり、育児に自分磨きに日々奮闘中。
◾️クレジット
text by Soichi Toyama
photo by Akane Watanabe